STPについて01
PortFastポート
ループが絶対に発生しないことが、あらかじめわかっているポートに設定する。
サーバを挿すことが分かっているポートなど。
この設定をいれるとスパツリの計算対象外になるので、STPの計算の時間が無くなり一瞬でリンクアップする。
※サーバを挿すポートにPortFastを設定しないと、サーバのNIC障害などで落ちた後に、復旧するまで約50秒余計にかかる。システムによってはそれが致命的になるかもしれない。
BPDUガード
PortFastポートに設定するもの。
PortFastポートに間違ってスイッチをさした場合、即座にリンクアップしてしまうため、ループする危険性がある。
BPDUガードを設定していると、BPDUを検知したときに、ポートをerr-disableにする。
つまり、サーバ、PC、ストレージなど、ループが発生しないとわかっているポートには、PortFastとBPDUガードをセットで入れる。
ちなみにポートがerr-disableになったらシャット、ノーシャットで復活する。